ディアドルフ・アンド・ジョセフ(Deardorff And Joseph)-"Same"1976

ディアドルフ・アンド・ジョセフ
(Deardorff And Joseph)
マーカス・ジョセフとダニー・ディアドルフのユニット。アコースティックでさわやか。ふたりのソロ作もそれぞれ珠玉の名作。「Lovely Lady」、フリートウッド・マック(ボブ・ウェルチ)のカヴァー「Sentimental Lady」ジェフリー・コマナー作でイングランド・ダン&ジョン・フォード・コリーでおなじみ「We'll Never Have To Say Goodbye Again」など、76年作『Deardorff And Joseph』がリイシュー。プロデュースはバーバンク・シーンでお馴染みのギタリストのルイ・シェルトンと名ソフト・ロック・デュオ、シールズ&クロフツのジム・シールズ。TOTO人脈をはじめ、ウェストコーストの名うてのセッション・マンのサポートも特筆。サウンドはさすがと言える洗練を極めたAORで、ウェストコーストの抜けるような青空へと吸い込まれていくような高音ヴォーカル、透明感いっぱいのコーラス、そして、シャープでいて切ない歌心に溢れた極上のアンサンブルは絶品の一言。

マーカス・ジョセフ
(Marcus Joseph)
車椅子のシンガー・ソングライター、ダニー・ディアドルフと1976年に〈ディアドルフ&ジョセフ〉というデュオでアリスタ・レーベルよりアルバムをリリースしていたマーカス・ジョセフ。パーカー・マッギーがプロデュースを手掛け、彼の温かなキャラクターが音にも反映されている。マッギーとの共作「Before The Night Is Over」,「One Of These Days」やジャッキー・デシャノンの曲をオリジナルに繋げた「Nice Guys Finish Last/Runaway」、アコースティック・フローターの「I Don't Want To Get Over You」など音楽通を唸らせる選曲と、アイデアで注目を集めた。またその他にもルパート・ホームズやトニー・シュートの作品が取り上げられ、AOR的注目度はかなり高い作品、隠れた名盤として評価されている。

ダニー・ディアドルフ
(Danny Deardorff)
車いすのシンガー・ソングライター。幼少期にポリオを患ったことで車いすの生活となるも、そのハンディを乗り越えてプロのミュージシャンになった。23歳になる1975年には早くもアルバム・デビュー。奥様のJoyceとの "Danny & Joyce" 名義のアルバム『Ma La Lady』が、Dannyのデビュー作になる。さらに翌76年には、シンガー・ソングライターのMarcus Josephと "Deardorff And Joseph" を組んで、アルバム『Deardorff And Joseph』を発表する。だが、Deardorff And Josephは長続きせず、1枚でユニットを解散してしまう。5年後にソロ・アルバムをリリース。
................................................................................................................................................
(金澤寿和氏LightMellowブログより)
このデュオは、少年のような歌声を聴かせる車椅子のダニー・ディアドルフ、より甘い歌声を持つマーカス・ジョセフから成るシンガー・ソングライター・チーム。ウエストコースト特有の爽やかさと繊細さを持ち、フレッシュなハーモニーが何よりの魅力となっている。ダニーがマンドリンを持っているように、ほのかなカントリー色も良かった。実際にシールズ&クロフツやイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーの弟分としてデビューしており、プロデュースも彼らと繋がりの深いルイ・シェルトンが当たっている(一部ジム・シールズも)。さらにストングス・アレンジにはマーティ&デヴィッドのペイチ父子が参加。バックにはジョー、ジェフ、マイクのポーカロ家、デヴィッド・ハンゲイトもいる。ルイがTOTO周辺のメンバーを起用するのは以前にもあったが、今回はボズ・スキャッグス『SILK DEGREES』以降ということもあり(ルイがギターで参加)、確実に洗練度は高まった。それでもルカサー不在なだけに、ハード・ドライヴィンな面は稀薄。やはり爽やかで和めるポップ・カントリー寄りのAORではある。

特筆すべきは、後のソロ・アルバムでルパート・ホームスやトニー・シュートの曲を取り上げるマーカス・ジョセフの選曲センスだろう。カヴァーは2曲。そのひとつが、彼らの唯一のヒットである<We'll Never Have To Say Goodbye Again>である。
この曲はジェフリー・コマナーの作品で、CD化された彼のアルバム『A RUMOR IN HIS OWN TIME』にも入っている。ディアドルフ&ジョセフのヴァージョンは全米チャート109位、アダルト・コンテンポラリー・チャートの前身であるイージー・リスニング・チャートで22位を記録。しかし結局それ以上のヒットを出せないまま、コンビを解消してしまう。そこで兄貴分のイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーが2年後にこの曲を取り上げて全米9位にランク。見事に仇討ちを果たすワケだ。そしてもう一曲が、ボブ・ウェルチ作の<Sentimental Lady(悲しい女)>。これは彼自身が全米8位のヒットにしている。ところがそのヒットは77年の出来事。本作リリースの翌年なのだ。元々この曲はボブがフリーウッド・マック在籍中に書いたもので、72年作『BARE TREES』に収録されたヴァージョンがオリジナル。ボブはそれをセルフ・リメイクして、うまくヒットに結びつけた。その中間にカヴァーしたのがディアドルフ&ジョセフ、大ヒットには縁遠くても、セレクト・センスの巧みさにはホント、ビックリさせられる。
(金澤寿和氏LightMellowブログより)


1976年にリリースされアリスタ・レーベルではシルバーと並ぶ大ヒット作品。<One More Story To Tell>やE.ダン&J.F.コーリーが80年に再ヒットさせるジェフリー・コマナー作の<Never Have To Say Goodbye Again>(77年3月に全米109位、アダルト・コンテンポラリー・チャート22位)が本作のハイライト!!アルバム全体としてメランコリーなミディアム~スロウが中心になっていて、ウエスト・コースト特有のアコースティック・サウンドと爽やかなハーモニーを存分に味わえる傑作

1976
Deardorff & Joseph
"Same"
A1 – One More Story To Tell
A2 – We’ll Never Have To Say Goodbye Again
A3 – Chicago Blue
A4 – Nighttime Love
A5 – Sentimental Lady

B1 – The Castle
B2 – Golden Road
B3 – Lovely Lady
B4 – Sing My Song
B5 – Little Kings Of Earth

Producers – Jim Seals & Louie Shelton
Written by Deardorff & Joseph except “We’ll Never Have to Say Goodbye” & “Sentimental Lady”

Studio Musicians & Other Album Credits:
Accordion – David Paich
Acoustic Guitar – Marcus Joseph
Arranged by Louie Shelton
Strings Arranged by David Paich, Jimmy Haskell & Marty Paich
Backing Vocals – Bill Greenwood, Danny Deardorff, Edna Wright, Julia Tillman, Marcus Joseph & Maxine Willard
Bass – David Hungate, Louie Shelton & Mike Porcaro
Drums – David Kemper, David Paich, Jeff Porcaro, John Guerin & Ron Tutt
Flute – Jack Lenz
Guitar – Danny Seals, Dean Parks, Larry Rolando & Louie Shelton
Mandolin & Harmonica – Danny Deardorff
Pedal Steel Guitar – J.D. Maness
Percussion – Joe Porcaro
Piano – David Paich & Tom Hensley
Saxophone – Jim Horn & Steve Leeds
Moog Synthesizer – Bill Cuomo & David Paich


We'll Never Have To Say Goodbye Again


Chicago Blue


Nighttime Love


Sentimental Lady


Golden Road


Lovely Lady


Sing My Song

...........................................................................................................................................................

【メール便送料無料】ディアドルフ・アンド・ジョセフ / ディアドルフ・アンド・ジョセフ[CD]
あめりかん・ぱい
車椅子のシンガー・ソングライターでマンドリンを弾くダニー・ディアドルフと、アコギと甘口な歌声のマーカ


楽天市場

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック