カレン・ダルトン(Karen Dalton)-It's So Hard to Tell Who's

カレン・ダルトン
(Karen Dalton )
1938年7月19日生まれ
グリニッジ・ヴィレッジの出身
1993年死去、享年55歳
女性ホワイト・ブルース&フォーク・ シンガー
12弦ギターとバンジョーを弾きながらフォークブルーズを唄い。発声は程好く鼻にかかり、声質はビリー・ホリディをもっと擦れさせ、圧倒的な歌の上手さで異彩を放っています。1960年代前半からニューヨークのグリニッチ・ヴィレッジで活動、この頃はボブ・ディランやフレッド・ニールとも活動している。60年代グリニッジ・ヴィレッジのフォークシーンにおいて”最もフェイヴァリットな女性シンガー”と最大限の賞賛を受けるこれまでの作品は、1969年「It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best」、1971年「In My Own Time」の2枚だけ。1970年前後は、シンガーソングライターが一大ブームの頃。女性でもキャロル・キングやカーリー・サイモン、ジョニ・ミッチェル等が話題を呼び、ヒットチャートにノミネートされた時代。しかし彼女は自作曲を書かなかった為(あるいは書けなかった為)か、いかんせんアクが強過ぎたのかは分りませんが、ヒットとかビルボード誌には全く縁がありませんでした。2枚のアルバムを残し以後音楽業界からは、消息知れずの状態です。そんな彼女ですがレコードは、ロックやフォークマニア必薦のコレクターズアイテムとして、昔も今も人気があるようです。がしかし再リリースされていないと言うレア度も相まって、2ndは高値で取引されています。(06年11月20日、CDが発売され当然購入しました。)それまで、某音楽情報誌や某輸入盤専門店などで情報ははいっていました。復刻された2ndアルバムは当時Just Sunshineというインディ・レーベルからリリースされ、本作を最後に彼女が姿を消し音楽活動を止めてしまった為に原盤の所在がはっきりとせず、CD化は不可能に近いと言われていたいわく付きの作品で、幻のアルバムとして語り継がれていた作品。シンプルなバック編成ですが、ベアズビルスタジオ録音の為、元ハングリーチャックのエイモス・ギャレット(g)とビル・キース(スライドg)、元エリクトリックフラッグスのハービー・ブルックス(プロデュースとb)、後にオーリアンズを結成するジョン・ホール(g)、名プロデューサーのジョン・サイモン(p)等など名だたるメンバーがサポートしています。いわゆるウッドストック系で固められています。彼らは控えめな演奏で、カレンのボーカルを最大限惹きだしているのです。

ディランも自伝の中で「ビリー・ホリデイのような声を持ち、ジミー・リードのようにギターを弾き、そのスタイルを貫いていた。」と書いているように、カレンの歌声はビリー・ホリデイを引き合いに出されることが多く、高音のハスキー・ヴォイスで気だるいその歌声は、彼女の心の声をひしひしと伝えるかのように聴く人の心を揺さぶります。

以前、当ブログて゛、カレン・ダルトンの1971年2ndアルバム"In My Own Time"を紹介しております。よろしかったら覗いてみてください。
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http://51036951.at.webry.info/201409/article_49.html
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Karen Dalton / It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best (1969)
今回、紹介の1969年のデビュー作となる『 It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best』ですが、すでに自己のスタイルが確立されていて堂々たる歌いっぷり。カヴァー曲中心ながらどの曲もカレンの色に染まり、危うい魅力を出す歌声にグッと引きこまれてしまいます。.

(以下メーカー資料説明)
70年代のシンガー・ソングライター・ブームで、一躍脚光を浴びたカレン・ダルトンが60年代に残した幻のファースト・アルバム。生産限定紙ジャケット仕様にて復活!!(オリジナル発売:1969年)
■カレン・ダルトンの話題になると“ビリー・ホリデイを彷彿とさせる歌声”とよく形容されるが、彼女は、そんななんとも独特のブルース・フィールに溢れたヴォイスを持った女性シンガーの一人である。70年代のSSWブームの最中、N.Y.グリニッチ・ヴィレッジ、ウッドストック周辺(プロデュースはハーヴェイ・ブルックス。参加ミュージシャンは、エイモス・ギャレットを始め、ジョン・ホール、ビル・キース、リチャード・ベル、そしてジョン・サイモンら)のアーティストの協力で制作されたセカンド・アルバム『IN MY OWN TIME』が我が国では好評を博し、それまでは、存在すらあまり知られていなかった本作がクローズアップされ、ファン垂涎の幻のアイテムとして、かなりレア度を増している。
■カレンのデビュー・アルバムである本作は1969年に米キャピトルよりリリース。プロデュースはフレッド・ニール等のプロデュースで知られる名プロデューサー、ニック・ベネット。フレッド・ニールの<Little Bit Of Rain>、<Blues On The Ceiling>。ティム・ハーディンの<How Did The Feeling Feel To You>他、アシッド感に溢れた名曲がぎっしりと詰まっている。(ここまでメーカー資料説明)

Karen Daltonが1969年Capitolに残したアルバム。Fred Neilなどをはじめ、カヴァー曲が大半ですが、彼女の枯れたやるせない歌声が、全てを別世界のサイケデリックに変化させてます。音数少ないフォーキーなブルースと、カレンの気怠く、柔らかなハスキーボイスの重なりが、心地よく、幻想的なアートワークも見事に彼女の音楽を表現しています。クレジット・メンバーは、カレン、ダン・ハンキン、ハーヴェイ・ブルックス、キム・キング、ゲイリー・チェスターの5人で、プロデュースはニコラス・ヴェネット。カレンの12弦ギターまたはバンジョーの弾語りスタイルを中心に、曲によって控え目なバックが彩りを添える編成で、ゆるいアコースティック・ブルースと言ってしまえばそれまですが、枯れたスワンプ色とソウルフルなボーカルがとにかく絶妙です。是非是非聴いて頂きたい逸品。幻想的で美しいジャケットと共に傑作!

1969
Karen Dalton / It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best
収録曲目
(CD):
1.Little Bit of Rain (Fred Neil) 2:30
2.Sweet Substitute (Jelly Roll Morton) 2:40
3.Ribbon Bow (Trad.) 2:55
4.I Love You More Than Words Can Say (Eddie Floyd, Booker T. Jones) 3:30
5.In the Evening (It's So Hard to Tell Who's Going to Love You the Best) (Trad.) 4:29
6.Blues on the Ceiling (Neil) 3:30
7.It Hurts Me Too (Mel London) 3:05
8.How Did the Feeling Feel to You (Tim Hardin) 2:52
9.Right, Wrong or Ready (Major Wiley) 2:58
10.Down on the Street (Don't You Follow Me Down) (Lead Belly) 2:17

Produced by Nikolas Venet

Personnel
Karen Dalton - 12-string guitar, banjo, vocals
Kim King - electric guitar
Dan Hankin - acoustic guitar
Harvey Brooks - bass
Gary Chester - percussion

1,Little Bit of Rain

オープニングを飾るフレッドニールのカヴァーから

3.Ribbon Bow


4.I love you more than words can say

名曲Otis Reddingのカヴァー(アルバム: ドック・オブ・ベイに収録、1968)

5.In the Evening (It's So Hard to Tell Who's Going to Love You the Best)


6.Blues on the Ceiling

フレッドニールのカヴァー

7.It Hurts Me Too

Mel Londonのカヴァー

10.Down on the Street (Don't You Follow Me Down)

Lead Bellyのカヴァー
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