エリック・ジョンソン(Eric Johnson)ー1990年、2005年
エリック・ジョンソン
(Eric Johnson)
1954年生まれ
テキサス州オースティン出身
ギタリスト、作曲家、音楽家
15歳でMarianiというバンドで最初のレコーディングを経験、’74年地元のエレクトロマグネッツに参加、’75年インディーズ・レーベルEGMよりエレクトロマグネッツでレコード・デビュー(’98年Rhinoより2曲のライヴ・テイクを加えCD化)。’77年ソロ・アルバムをレコーディング。幻のデビュー作となってしまった(レコーディングから20年を経た’98年にArk21よりCD化)。その後、セッション活動を中心に行われ、キャット・スティーヴンスのBack To Earth(’78年)、クリストファー・クロスの南から来た男(’79年)、キャロル・キングのパールズ(’80年)、『ワン・トゥ・ワン』(’82年)、スティーヴ・モーズ・バンドのスタンド・アップ(’85年)等、’85年リプリーズと契約し、翌’86年Repriseよりようやくトーンズでソロ・デビュー。1990年セカンド・アルバムAh Via Musicom(未来への扉)がリリース。アルバム2曲目の「Cliffs Of Dover」が’91年度のグラミー賞のベスト・ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンスに輝く。’96年にようやくサード・アルバムヴィーナス・アイルをリリース。スティーヴィー・レイ・ヴォーンに捧げた「S.R.V.」が話題。また同年にはスティーヴ・ヴァイ、ジョー・サトリアニと共にG3のジョイント・ツアーに参加、翌’97年にはツアーの模様を収めたライヴ・アルバムG3 Liveがリリースされ、同年待望の来日公演が実現した。2000年、レーベルFavored Nationsから地元テキサスのクラブでのライヴ・パフォーマンスと1曲のスタジオ・レコーディングを収録したライヴ・アンド・ビヨンドをリリース。2002年には、4作目のアルバム『Souvenir』をリリース。このアルバムは、2005年12月現在本人の公式サイトからのみ通信販売されている。 2005年に、5作目のアルバム『Bloom』をリリース。4度目のグラミー賞にノミネート。デビューから二十数年となるエリックだが、リリースされた作品はそのキャリアから考えれば本当に数少なく、彼をベスト・ギタリストに挙げる人は少なくない。記録ではなく記憶に残るギター・プレーヤー。2020年アルバム"EJ Vol.II"をリリース。11曲のオリジナルコンポジションと、「You've Got To Hide Your Love Away」やバート・ヤンシュでおなじみの「Black Waterside」など2曲のカヴァーからなる。
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米国や欧州ではスーパー・ギターリストとして認知されており、ソロデビューした1986年には最高に権威のある米国ギタープレイヤー誌でベストニューホープギタリストに選ばれ、1991年にはグラミー賞受賞、2005年にはフェンダー社が「エリック・ジョンソン シグネチャーストラト」を発売開始。
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Eric Johnson "Ah Via Musicom" は、1990年に発表されグラミー賞を受賞した2ndアルバム。キーボードも重ねられているので、厳密に言えばトリオとは言えませんが、ライヴも基本的にトリオ。クリストファー・クロスのファーストアルバムで印象に残るギター・ソロを聞き、クラプトンのクロスロード・フェスティバルの映像で超絶ぶりを目にしました。大半がインスト曲で、AOR風で穏やかな雰囲気の作品です。機材を徹底的にこだわったトーンは非常に美しく、多くのギタリストがエリックを参考にしたと言われてます。主としてストラトのようですが、某動画サイトでライヴ映像を見るかぎりES-335を使おうが、SGを使おうが、基本的に同じトーンを実現しています。反対に、それぞれのギターに固有のトーンを生かすところもあり、ほんと、玄人好みの超絶ギタリストです。ロベン・フォードとブルーラインで一緒にトリオを組んでいた、凄腕ベーシストのロスコー・ベックが数曲参加。
1990
Eric Johnson
"Ah Via Musicom"
1. Ah Via Musicom
2. Cliffs of Dover
3. Desert Rose
4. High Landrons
5. Steve's Boogie
6. Trademark
7. Nothing Can Keep Me from You
8. Song for George
9. Righteous
10. Forty Mile Town
11. East Wes
Personnel
Eric Johnson – lead vocals (tracks 3, 4, 7, 10), guitar, piano, electric sitar, arrangement, engineering, production
Jody Lazo – vocals (tracks 7, 10)
Steven Hennig – guitar (track 5)
Steve Barber – keyboard, synthesizer, arrangement
Tommy Taylor – drums (tracks 1–7, 9–11), percussion (tracks 4, 7, 10), arrangement
Paul Bissell – percussion (track 1)
James Fenner – percussion (tracks 10, 11)
Roscoe Beck – bass (tracks 1, 3, 7, 9, 10), arrangement
Kyle Brock – bass (tracks 2–6, 11), arrangement
Reggie Witty – bass (track 7), arrangement
Wee Willie – harmonica
Vince Mariani – arrangement
1. Ah Via Musicom
2. Cliffs of Dover
[HQ Studio Version]
3. Desert Rose
4. High Landrons
5. Steve's Boogie
6. Trademark
7. Nothing Can Keep Me from You
8. Song for George
9. Righteous
10. Forty Mile Town
11. East Wes
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2005年に、5作目のアルバム『Bloom』をリリース。収録されている16曲は、プレリュード、クーラント、アルマンドと三部に分けられてます。プレリュードはフュージョン・ロック色の強いインストが中心。クーラントはポップな歌モノ中心。アルマンドはジャズ・フュージョン中心です。このアルバムで4度目のグラミー賞にノミネート。
3曲目、.My Back PagesはBob Dylanのカバー
12.曲目、Your Sweet EyesはShawn Colvinのコーラスが美しい
13曲目、Hesitantは本格的なジャズ
2005
Eric Johnson
"Bloom"
1.Bloom
2.Summer Jam
3.My Back Pages
4.Good To Me
5.Columbia
6.12 To 12 Vibe
7.Sea Secret
8.Sad Legacy
9.From My Heart
10.Cruise The Nile
11.Tribute To Jerry Reed
12.Your Sweet Eyes
13.Hesitant
14.Sunnaround You
15.Magnetized
16.Ciel
Personnel
Eric Johnson - Guitar (Acoustic), Guitar, Guitar (Classical), Piano, Pedal Steel, Composer, Vocals, Producer, Sitar (Electric), Bass, Synth, Rhodes Electric Piano
Chris Maresh - Bass
C. Roscoe Beck - Bass
Steve Barber - Acoustic Piano, Vocals, Moog Synth
Bill Maddox - Percussion, Drums
James Fenner - Percussion
Tal Bergman - Drums
Tony Phillips - Drums, Bass, Synth
Tommy Taylor - Percussion, Drums
Tom Brechtlein - Drums
Salvatore Banzai La Rocca - Harmonica
Barry "Frosty" Smith - Drums
Jody Lazo - Vocals
Tom Burrit - Percussion
Adrian Legg - Guitar
Brad Evilsizer - Percussion
Shawn Colvin - Vocals
Rich Harvey - Acoustic Piano
Lisa Tingle - Vocals
1.Bloom
2.Summer Jam
(Eric Johnson)
1954年生まれ
テキサス州オースティン出身
ギタリスト、作曲家、音楽家
15歳でMarianiというバンドで最初のレコーディングを経験、’74年地元のエレクトロマグネッツに参加、’75年インディーズ・レーベルEGMよりエレクトロマグネッツでレコード・デビュー(’98年Rhinoより2曲のライヴ・テイクを加えCD化)。’77年ソロ・アルバムをレコーディング。幻のデビュー作となってしまった(レコーディングから20年を経た’98年にArk21よりCD化)。その後、セッション活動を中心に行われ、キャット・スティーヴンスのBack To Earth(’78年)、クリストファー・クロスの南から来た男(’79年)、キャロル・キングのパールズ(’80年)、『ワン・トゥ・ワン』(’82年)、スティーヴ・モーズ・バンドのスタンド・アップ(’85年)等、’85年リプリーズと契約し、翌’86年Repriseよりようやくトーンズでソロ・デビュー。1990年セカンド・アルバムAh Via Musicom(未来への扉)がリリース。アルバム2曲目の「Cliffs Of Dover」が’91年度のグラミー賞のベスト・ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンスに輝く。’96年にようやくサード・アルバムヴィーナス・アイルをリリース。スティーヴィー・レイ・ヴォーンに捧げた「S.R.V.」が話題。また同年にはスティーヴ・ヴァイ、ジョー・サトリアニと共にG3のジョイント・ツアーに参加、翌’97年にはツアーの模様を収めたライヴ・アルバムG3 Liveがリリースされ、同年待望の来日公演が実現した。2000年、レーベルFavored Nationsから地元テキサスのクラブでのライヴ・パフォーマンスと1曲のスタジオ・レコーディングを収録したライヴ・アンド・ビヨンドをリリース。2002年には、4作目のアルバム『Souvenir』をリリース。このアルバムは、2005年12月現在本人の公式サイトからのみ通信販売されている。 2005年に、5作目のアルバム『Bloom』をリリース。4度目のグラミー賞にノミネート。デビューから二十数年となるエリックだが、リリースされた作品はそのキャリアから考えれば本当に数少なく、彼をベスト・ギタリストに挙げる人は少なくない。記録ではなく記憶に残るギター・プレーヤー。2020年アルバム"EJ Vol.II"をリリース。11曲のオリジナルコンポジションと、「You've Got To Hide Your Love Away」やバート・ヤンシュでおなじみの「Black Waterside」など2曲のカヴァーからなる。
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米国や欧州ではスーパー・ギターリストとして認知されており、ソロデビューした1986年には最高に権威のある米国ギタープレイヤー誌でベストニューホープギタリストに選ばれ、1991年にはグラミー賞受賞、2005年にはフェンダー社が「エリック・ジョンソン シグネチャーストラト」を発売開始。
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Eric Johnson "Ah Via Musicom" は、1990年に発表されグラミー賞を受賞した2ndアルバム。キーボードも重ねられているので、厳密に言えばトリオとは言えませんが、ライヴも基本的にトリオ。クリストファー・クロスのファーストアルバムで印象に残るギター・ソロを聞き、クラプトンのクロスロード・フェスティバルの映像で超絶ぶりを目にしました。大半がインスト曲で、AOR風で穏やかな雰囲気の作品です。機材を徹底的にこだわったトーンは非常に美しく、多くのギタリストがエリックを参考にしたと言われてます。主としてストラトのようですが、某動画サイトでライヴ映像を見るかぎりES-335を使おうが、SGを使おうが、基本的に同じトーンを実現しています。反対に、それぞれのギターに固有のトーンを生かすところもあり、ほんと、玄人好みの超絶ギタリストです。ロベン・フォードとブルーラインで一緒にトリオを組んでいた、凄腕ベーシストのロスコー・ベックが数曲参加。
1990
Eric Johnson
"Ah Via Musicom"
1. Ah Via Musicom
2. Cliffs of Dover
3. Desert Rose
4. High Landrons
5. Steve's Boogie
6. Trademark
7. Nothing Can Keep Me from You
8. Song for George
9. Righteous
10. Forty Mile Town
11. East Wes
Personnel
Eric Johnson – lead vocals (tracks 3, 4, 7, 10), guitar, piano, electric sitar, arrangement, engineering, production
Jody Lazo – vocals (tracks 7, 10)
Steven Hennig – guitar (track 5)
Steve Barber – keyboard, synthesizer, arrangement
Tommy Taylor – drums (tracks 1–7, 9–11), percussion (tracks 4, 7, 10), arrangement
Paul Bissell – percussion (track 1)
James Fenner – percussion (tracks 10, 11)
Roscoe Beck – bass (tracks 1, 3, 7, 9, 10), arrangement
Kyle Brock – bass (tracks 2–6, 11), arrangement
Reggie Witty – bass (track 7), arrangement
Wee Willie – harmonica
Vince Mariani – arrangement
1. Ah Via Musicom
2. Cliffs of Dover
[HQ Studio Version]
3. Desert Rose
4. High Landrons
5. Steve's Boogie
6. Trademark
7. Nothing Can Keep Me from You
8. Song for George
9. Righteous
10. Forty Mile Town
11. East Wes
...............................................................................................................
2005年に、5作目のアルバム『Bloom』をリリース。収録されている16曲は、プレリュード、クーラント、アルマンドと三部に分けられてます。プレリュードはフュージョン・ロック色の強いインストが中心。クーラントはポップな歌モノ中心。アルマンドはジャズ・フュージョン中心です。このアルバムで4度目のグラミー賞にノミネート。
3曲目、.My Back PagesはBob Dylanのカバー
12.曲目、Your Sweet EyesはShawn Colvinのコーラスが美しい
13曲目、Hesitantは本格的なジャズ
2005
Eric Johnson
"Bloom"
1.Bloom
2.Summer Jam
3.My Back Pages
4.Good To Me
5.Columbia
6.12 To 12 Vibe
7.Sea Secret
8.Sad Legacy
9.From My Heart
10.Cruise The Nile
11.Tribute To Jerry Reed
12.Your Sweet Eyes
13.Hesitant
14.Sunnaround You
15.Magnetized
16.Ciel
Personnel
Eric Johnson - Guitar (Acoustic), Guitar, Guitar (Classical), Piano, Pedal Steel, Composer, Vocals, Producer, Sitar (Electric), Bass, Synth, Rhodes Electric Piano
Chris Maresh - Bass
C. Roscoe Beck - Bass
Steve Barber - Acoustic Piano, Vocals, Moog Synth
Bill Maddox - Percussion, Drums
James Fenner - Percussion
Tal Bergman - Drums
Tony Phillips - Drums, Bass, Synth
Tommy Taylor - Percussion, Drums
Tom Brechtlein - Drums
Salvatore Banzai La Rocca - Harmonica
Barry "Frosty" Smith - Drums
Jody Lazo - Vocals
Tom Burrit - Percussion
Adrian Legg - Guitar
Brad Evilsizer - Percussion
Shawn Colvin - Vocals
Rich Harvey - Acoustic Piano
Lisa Tingle - Vocals
1.Bloom
2.Summer Jam
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